正義連帯、統一教会の韓鶴子を再び告発…「賄賂で捜査機関にロビー活動」 CBSノーカットニュース
正義連帯、統一教会の韓鶴子を再び告発…「賄賂で捜査機関にロビー活動」
CBSノーカットニュース
チュ・ボベ記者
2025年5月15日 19:27配信
市民団体、「捜査機関へのロビー活動の疑惑」で韓鶴子総裁らを告発
ロビーの対象とされた検察などの捜査機関関係者も含まれる
市民団体が「統一教会の韓鶴子総裁をはじめとする幹部らが、ロビー名目で捜査機関関係者に賄賂を提供した疑惑を解明してほしい」として、再び告発に踏み切った。
市民団体「正義連帯」「投機資本監視センター」「国民連帯」などは、15日午後、ソウル・光化門広場で記者会見を開き、韓総裁をはじめとする統一教会幹部4人、検事3人、弁護士5人など計12人を、特定犯罪加重処罰法上の賄賂、賄賂供与、背任、斡旋収賄などの容疑で告発すると明らかにした。
彼らの主張によると、統一教会の幹部らはロビー専門の弁護士A氏を雇い、捜査機関関係者に賄賂を渡すなど、全方位的なロビー活動を行っていたという。特に、韓総裁が財産問題で対立している息子ムン某氏の刑事処罰のために、ムン氏の事件を担当していた捜査機関の関係者に対してロビー活動を指示したと主張している。
告発状によると、「弁護士A氏は2016年10月頃、韓鶴子、彼女の秘書室長である鄭某氏、そしてユン某統一教会前世界本部長に『公共資産の略奪問題を解決する』と約束して雇われた」とし、「その後、鄭氏とユン氏らは、2017年2月から9月の間に7回にわたり、総額15億2千万ウォンをA弁護士に支払った」と記されている。
さらに、「その証拠として、告発状には法律事務所が作成した入金明細書を添付した」と述べた。
続けて「A弁護士は『ムン氏が検察で調査を受けたことがあり、その際に自分が多額の金を使ってそこまでしたことができた』という発言もした」とし、「告発対象者(統一教会幹部ら)は、彼らが告訴したムン氏が刑事処罰を受けるようにロビー活動をしたと推測される」と述べた。
記者会見後、彼らはソウル・鍾路区のソウル警察庁に告発状を提出した。市民団体の「統一教会捜査機関ロビー活動疑惑」に関する告発はこれが2回目だ。正義連帯は統一教会幹部を3月にソウル北部地検に告発したことがある。キム事務総長は「最初の告発状はソウル北部地検に提出され、その後、ソウルノウォン警察署、京畿ガピョン警察署を経て、京畿北部警察庁に移管されたが、先月、証拠不十分で不起訴処分となった」と説明した。また、「前回の告発対象には統一教会関係者だけが含まれていたが、今回はロビーの対象となる捜査機関関係者も一緒に告発した」と述べた。
これに対し、統一教会側は「すでに無罪処分が下されたにもかかわらず、再び告発が行われたため、言及する価値は感じない」との立場を示した。
また、今回の告発対象に含まれているユン前本部長は、現在、コンジン法師チョン・ソンベ氏を通じてユン・ソクヨル前大統領夫婦に対して各種の口利きをした疑惑で検察の捜査を受けている。警察は、ユン前本部長が統一教会傘下の「A財団」の理事長として在職中に、50億ウォン相当の個人資金を作った疑惑についても捜査中である。
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